6年生 |
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| 我が家のTは入学から2年間、放課後は学校から歩いて20分ほど離れた子どもルームに通っていました。 もちろん一人では通えず・・・当時私はヘルパーとして働いていたため、訪問の合間に一度自宅に戻り、送迎することでなんとか乗り切っていました。
・・・・・後に市役所に要望書を提出、ルームの先生による送迎が実現して自由となるのですが。当時はまだおとなしかったためそんなこと思いもつかなかったのです
送迎中、まだ言葉が少なかったTのかわりに同級生の子どもたちとたーっくさんおしゃべりをしました。 まだまだ1年生。 そっと手を握ってくる子、 「おばちゃ~ん!!」とカエルのようにとびついてくる子、 じゃんけんに負けて友達のランドセルを両手とおなかに下げて今にも泣きそうな子。
夏休みが近くなると毎日大荷物となり、自分の背丈ほどの笹飾りを持っていたときにはさすがに見かねて彼らの荷物をうちの車に積んで運んでやろうとしたら、「私は笹です・・・」と車に乗り込んできた子・・・・。
時は流れ、彼らも6年生。
昨日Tの校外学習の見送りで久しぶりにみんなに会って・・・・絶句しました。 ・・・・すっかり、大人・・・ 男の子も、女の子も、すっかり子どもらしさが抜けて、まるで中学生。 一時私と目があってもスッと横を通り抜けていた時期を過ぎ、もはや敬語でにこやかに話しかけてきてくれて、 ・・・・ああ・・・
彼らがまぶしく、頼もしく、 そしてなぜか花嫁の父のようにせつない思いでいっぱいになってしまった私でした
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2008年6月19日(木)06:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | やまちゃん | 管理
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