「発達及び知的障碍児・者を支援する会」特定非営利活動法人 はぁもにぃ(ふらっと)
 
はぁもにぃで働くスタッフ達の結構セキララな?つぶやき・活動報告です♪
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2013年1月18日を表示

ゴロ太18歳誕生日~!

息子(高3アスペルガー症候群)は本日18歳の誕生日。

『生きる』の対義語は『死ぬ』でない。
『生きていない』だ。
『生きる』ということは目的や目標を持って
与えられた『生』ただ懸命に生きぬくことだ。

今春から「学校にいても生きている実感がわかない。
大学へ行く意味も意義も感じない今、自分にとって
そこへ行くための場所だった高校は同じように
意味も意義もない場所になってしまった。」

そう言って学校へ行くことを辞めた息子に
校長先生が言われた言葉。

「君にとって学校はまさしく『生きていない』場所なんだね。
そうであれば君が言うとおり、学校は君の居場所では
ないのだろう。
『行かない』という君の選択はそれでいいと思う。
そして君は君が『生きる』ことが出来る道を考えて
いるんだね。」

「はい」

10歳の頃「アスペルガー症候群」と診断され
「それも自分のidentityの一つで、この特性があって
自分だ。この社会で生きずらいだけで、否定される
ことは何もない。」

社会を変えていきたいと息子は言う。

これから彼はどうやって『生きて』いくのだろう?

見守るしかないけれど、不安や怖さはあるよなぁ
(まだまだ未熟なもので・・・私が(^^ゞ
もちろん息子もですが・・・(>_<))

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で、学校へ行くことを辞めた息子だけど、
「高卒の資格は是非とっておいた方がいい。」
という大人側の提案は素直に?受け取り
各教科レポート提出で卒業を目指し、いよいよ終了間近。

「なんでこの提案はすんなり受けたの?
あのまま中退するって道を取るかと思ってたんだけど。」
昨日あらためて聞いてみたところ

「大学へ行く行かないは別として、学校へ行かず代替案で
卒業出来るのであれば、得策じゃん。
「高卒」資格は自分にとって不利にはならないからね。」

・・・

なんだかんだでしたたかだよね・・・ある意味安心?
ってことにしておこう(^^ゞ
http://npo-harmony.or.jp/screening_party/



2013年1月18日(金)23:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | すいか | 管理


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