「発達及び知的障碍児・者を支援する会」特定非営利活動法人 はぁもにぃ(ふらっと)
 
はぁもにぃで働くスタッフ達の結構セキララな?つぶやき・活動報告です♪
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目指すのはハード・ソフト両面でのバリアフリー

幼少期から適切な支援・アプローチを受けていれば、
障碍特性があったとしても、ここは身につけることが
可能だったのでは・・・?

保護者の方の「普通でいて欲しい!」
つまり
「普通=いわゆる定型発達のお子さん達と
同じであって欲しい(同じように成長して欲しい)」
という、知的に遅れが無い場合あまり差異が
見られない(ことはないんですけどね・・・むしろ
そこに気付きたくない)こともあり、そこを望む
保護者の方は本当に多くいます。

ただその思いは持っても、いえ思いがあるのなら
尚更、上手くいかない部分で「どうして出来ないの?」
「ちゃんとやりなさい!」と叱責するのではなく、
「何がわかっていなくて、出来ないのかな?」と様子を
見て、「どうやったら出来るかな」と支援・アプローチ
法を考えて接していたら、大人になってここまで
何もわからず、出来なくて・・・なんて苦労しなくて
済んだのでは・・・?と思う成人の方に本当によく
出会います。

「勉強が出来るということは知力はあるのだから、他のことも
色々身についてくるはず。」
成長過程でそれが我が子には当てはまらないことに
本当に気づかなかったのだろうか?

それを認めない親のエゴであったり、甘えや現実逃避が
誰よりも大事な我が子を生きづらくさせる結果になることを
どうして誰も教えてあげなかったのだろう・・・

臨床心理士や精神科医の先生がよく言う
「それを告げることによって保護者が精神的に参ってしまい、
育児放棄や虐待がはじまる恐れもあるので、受け入れる
ことが難しいとみられる場合、告知をためらう医師や
専門家は多い。」

でもそこが避けられても、本人が抱える困難さがまるで
解消されず、生育していけばそれもある種育児放棄や
虐待といえるのでは・・・?

とはいえ保護者がそう思ってしまう、そういう行動をしてしまう
背景に、やはり日本社会の障碍特性に関する理解の
低さや受け入れの少なさがあるのもまぎれもない事実。

だから、ここを変えなければ!なんだよなぁ。

ハード、ソフト両面でのバリアフリーの確立。

うん、目指すところはやっぱりここだよね。



2013年4月6日(土)19:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | すいか | 管理

4月2日は世界自閉症啓発デー

「違い」を知ってもらうこと。

全てはそこから始まります。


「地域の方達と障碍のある方達との架け橋になりたい」
Community Cafe ♭(ふらっと)では
4月6日まで長嶋 柊くん(中3高機能自閉症)
作品展を開催しています。



自閉症とは


自閉症は目に見えない。
誰も自閉症を見ることはできない。
それが私を私たらしめる事の1つである。

自閉症は私の脳の働き方に影響する。
脳はいつもスイッチが入っているコンピューターの
ようなもので、生命と学習活動を維持している。
自閉症のために脳の働き方が他の人と違うことがある。

自閉症の脳を持つことは自閉症オペレーティング
システムで動いているようなものである。
ほとんどの人は普通のオペレーティングシステムで動いている。

自閉症のために私は世界を特定の方法で経験する。
時にそれは他の人と同じだが、時に違ったものになる。

自閉症であることは間違っていることではない。

自閉症とはもうひとつの思考方法であり存在のありかたである。

引用:自閉症とは リー・マーカス(元チャペルヒルTEACCHセンター所長)



2013年4月2日(火)09:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | すいか | 管理

3月23日(土)「春の和&輪~き・み・と~」を終えて

イベント直前になると・・・「誰?これ企画したの??」(って私ですが(^^ゞ)
沈着冷静とは程遠いタイプの為焦りまくり、前日になると必ずこんな愚痴が
でてしまいますが・・・

終わった後は「楽しかった~!次はいつにする?」と学習しません(^^ゞ(^^ゞ

1月に開催した「うまれる」上映会と同じく、今回も一応予約制なんですが、
当日ふらっとお越しくださったお客様も多く、予想していた参加者数より
たくさんのお客様がお見えになり、忙しかったものの、にぎやかでとても
楽しいイベントとなりました。

講師の皆様、出演者の皆様の素晴らしいパフォーマンスのおかげで
まさに私たちが目指した「体験参加型イベント!!」実現させることが
出来ました!!

本当にありがとうございます(^^)

デイサービス利用児童達、就労継続利用者さん達、そらの青年さん達、
そしてボランティアを引き受けてくれたはぁもにぃスタッフのお子さん(
高校生達)、貴重な戦力として活躍してくれてありがとう!

そして各イベントでの参加姿勢素晴らしかったです(涙)
終わった後、一人一人「楽しかった~!」と言ってくれたことが
何より嬉しかったです(^^)

そしていらしてくださったたくさんのお客様!温かく見守ってくださり
ありがとうございました!
どのイベントもどのブースもすごくいい雰囲気と空気感で、春の一日を
無事終えることができました(^^)

ご参加くださった全ての皆様に心より感謝です♪

「半径20㎞圏内からの真のノーマライゼーション社会
(それぞれの違いを認め合い、支え合い、補い合い、自然な
笑顔で過ごすことのできる地域コミュニティ)の構築を
目指して、これからも活動を続けていきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

「発達及び知的障碍児・者を支援する会」
特定非営利活動法人はぁもにぃ
理事長 長浜 光子



2013年3月24日(日)16:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | すいか | 管理

一から百まで

発達障碍特性を持つ二人の子どもを育てる中

知的に遅れのない・・・というよりむしろ高い
上の子の方が、この社会の中で生きていく時
圧倒的に不利だなぁと感じることが多々あり
ました。

どちらも自分の興味・関心のあることに対して
のみ、驚くほどの集中力&熱意を持って接し
ますが、それ以外のことについてはことごとく
スルー。

結果、一般の人達であれば成長過程において
特に教えなくても、いつの間にか身について
いること(いわゆる一般常識というものが
多く該当しますが、中には『え~っ!そこまで
??」と驚くほど私たちにとって当たり前すぎる
・・・もう「2~3歳の子どもでもそれくらい
知ってるよ!」ってことまで、知らなかったり
身についてなかったりします。


なのでどういうことが起こるかというと・・・
知的障碍もある下の娘の場合だと
「わかならくても、知らなくても当たり前だよ。
一つ一つ理解していけば、学んでいけばいいからね。」
と優しく丁寧な対応をしてもらえますが、

これがIQ140超の上の息子の場合

「ふざけてるの?考えればわかることでしょ!
なんでそんなに常識がないの?」

さらに「わからないことがあれば聞けばよい」
ってことまで思い至らない・・・ってかそもそも
発想になかったりするので、聞かずに自分の中で
色々考えを巡らせ、やった行為が
「え~??」って呆れてしまうほど的外れというか
不適切だったりして、もうその時点で
相手(親、先生、上司、同僚、友人、知人、他人)


なんていうか・・・不憫です・・・

でも、相手の方のことも責められない・・・

そこまで違うとは思わないですもんね。

世の中にはそういう発達が凸凹で、その凸凹
具合が想像を絶するほどすごい人達がいる
なんて、大多数の人がそれに該当しないわけ
だから、知識なくしてわかれという方が
無理というもの。

「あれが出来ればこれも出来る」
がほとんどで
「あれが出来るのにこれは出来ない」
の降り幅が多いほど、
それを理解出来る人の方が少ないと思います。

でも、いるんです・・・

さて小ネタでよくする息子が小学生の
頃の典型例。

ある日夕食を食べ終わった息子に
「自分で使ったお皿は下げてきなさい。」
というと
「は~い」
といって文字通りお皿だけを下げてきました。

「他の食器は?」
と聞くと
「だってママお皿を下げてきなさいって
言ったじゃん。」

確かにね・・・

しかしそこのところ少しも疑問に思わなかった
のか・・・?
つい最近この時のことを聞いてみたら
「いやさすがにお茶碗やコップはどうするんだろう
?下げなくてもいいのかなと思ったけど、お皿と
しか言われなかったから、お茶碗やコップはこれ
から使うんだろうなと判断して、言われた通りに
した」

自分なりに考えてたのね・・・

そしてわからないなら聞くという発想は
教えられてない(反省!!)ので
なかったそう・・・

IQ140超という上位2パーセントの頭脳。
例えば数学(この時は算数か)で驚くほどの
難問を出されても、ひと目見た程度で即座に
正解が出せる頭脳を持ちわせていても
これです・・・

「だってほとんどが自分にとって興味がない
ことで、生きていく上でこの社会の常識を
身につけることが必要っていわれて、一応
入れる努力はしても入んないんだもん」

ホントどこまでも自分の欲求にのみ忠実・・・
そしてこれもまさしく特性なんだよなぁ。



2013年3月22日(金)23:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | すいか | 管理

一から百まで

発達障碍特性を持つ二人の子どもを育てる中

知的に遅れのない・・・というよりむしろ高い
上の子の方が、この社会の中で生きていく時
圧倒的に不利だなぁと感じることが多々あり
ました。

どちらも自分の興味・関心のあることに対して
のみ、驚くほどの集中力&熱意を持って接し
ますが、それ以外のことについてはことごとく
スルー。

結果、一般の人達であれば成長過程において
特に教えなくても、いつの間にか身について
いること(いわゆる一般常識というものが
多く該当しますが、中には『え~っ!そこまで
??」と驚くほど私たちにとって当たり前すぎる
・・・もう「2~3歳の子どもでもそれくらい
知ってるよ!」ってことまで、知らなかったり
身についてなかったりします。


なのでどういうことが起こるかというと・・・
知的障碍もある下の娘の場合だと
「わかならくても、知らなくても当たり前だよ。
一つ一つ理解していけば、学んでいけばいいからね。」
と優しく丁寧な対応をしてもらえますが、

これがIQ140超の上の息子の場合

「ふざけてるの?考えればわかることでしょ!
なんでそんなに常識がないの?」

さらに「わからないことがあれば聞けばよい」
ってことまで思い至らない・・・ってかそもそも
発想になかったりするので、聞かずに自分の中で
色々考えを巡らせ、やった行為が
「え~??」って呆れてしまうほど的外れというか
不適切だったりして、もうその時点で
相手(親、先生、上司、同僚、友人、知人、他人)


なんていうか・・・不憫です・・・

でも、相手の方のことも責められない・・・

そこまで違うとは思わないですもんね。

世の中にはそういう発達が凸凹で、その凸凹
具合が想像を絶するほどすごい人達がいる
なんて、大多数の人がそれに該当しないわけ
だから、知識なくしてわかれという方が
無理というもの。

「あれが出来ればこれも出来るだろう」
がほとんどで
「あれが出来るのにこれは出来ない」
の降り幅が多いほど、
それを理解出来る人の方が少ないと思います。

でも、いるんです・・・

さて小ネタでよくする息子が小学生の
頃の典型例。

ある日夕食を食べ終わった息子に
「自分で使ったお皿は下げてきなさい。」
というと
「は~い」
といって文字通りお皿だけを下げてきました。

「他の食器は?」
と聞くと
「だってママお皿を下げてきなさいって
言ったじゃん。」

確かにね・・・

しかしそこのところ少しも疑問に思わなかった
のか・・・?
つい最近この時のことを聞いてみたら
「いやさすがにお茶碗やコップはどうするんだろう
?下げなくてもいいのかなと思ったけど、お皿と
しか言われなかったから、お茶碗やコップはこれ
から使うんだろうなと判断して、言われた通りに
した」

自分なりに考えてたのね・・・

そしてわからないなら聞くという発想は
教えられてない(反省!!)ので
なかったそう・・・

IQ140超という上位2パーセントの頭脳。
例えば数学(この時は算数か)で驚くほどの
難問を出されても、ひと目見た程度で即座に
正解が出せる頭脳を持ちわせていても
これです・・・

「だってほとんどが自分にとって興味がない
ことで、生きていく上でこの社会の常識を
身につけることが必要っていわれて、一応
入れる努力はしても入んないんだもん」

ホントどこまでも自分の欲求にのみ忠実・・・
そしてこれもまさしく特性なんですよね。



2013年3月22日(金)23:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | すいか | 管理


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