「発達及び知的障碍児・者を支援する会」特定非営利活動法人 はぁもにぃ(ふらっと)
 
はぁもにぃで働くスタッフ達の結構セキララな?つぶやき・活動報告です♪
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2013年3月を表示

ゴロ太卒業~!!

無事・・・卒業・・・

改めて6年間を振り返ってみると、よく卒業出来たと(^^ゞ

息子いわく
「何だかんだでうちの学校懐が深いから、卒業できるとは
思ってたけどね」

ホント色々やらかしてくれた息子・・・
「日常生活ではもっと問題ありがちな子いたけど、まさに
地雷だったからねぇ。要所要所で破壊力半端ないこと
やらかしてからねぇ」
・・・自覚あったんだ。

校長先生、6年間の長きにわたりお付き合いくださった学年担任教諭の皆様
(中1から高3までクラス・教科担任は持ち上がりなんです)
最後まで温かく見守って下さり、ただ感謝ですm(__)m

手紙というより作文?お渡しして、学校を後に・・・
いい学校だったなぁとしみじみ(^^ゞ

6年間本当にお世話になりました。

こうして息子が卒業の日を迎えることが出来ましたのは、
校長先生をはじめ先生方のご理解のもと、たくさんのご支援
ご配慮を頂き、学校生活を送ることが出来たからだと思います。

心より感謝とそしてお礼を申し上げます。

「自由に生きたい」それが人生における目標であり、目的であると
息子は言います。

「そのためには自分は何をしていけばいいのか・・・これから成人
するまでの2年間で自調自考していきたい」そう申しております。

「自分にアスペルガー症候群という特性があることがわかってから、
その特性と向き合い、自分らしく生きる道を模索し続けてきた」と
息子は言います。

最後の1年間で彼が出した結論(進学はしない)は、正直親にとっては
ショックな出来事ではありました。

ただ、この6年間の学校生活の中で学び身についた自調自考の精神の
もと、未熟ながらも懸命に考えだした結論です

「生きると対義する言葉は死ぬでなく、生きていないであり、
生きるということは与えられた生を目的や目標を持って懸命に生きる
ということである。」

息子の選択が正しいか正しくないのか・・・それを問うのでなく息子の
生きる姿勢を認め、見守っていくことをしていきたいと思います。

そしてそういう息子故、学校生活においても本当に色々なことありました。
でもその都度先生方が息子の言い分に否定することなく耳を傾けて
くださり、ご理解くださり、息子にとって最も望ましい結果になるよう導いて
くださったおかげで、この特性を持つ子どもには稀有なことですが
自己肯定感を持ち続け成長していくことが出来ました。

卒業後は、今後について考えていきながら、私の仕事のサポートで
彼と同じ特性を持つ小・中・高生達の居場所作りに取り組むことを
始める予定です。

親の思い描いた道とは違う道を歩み始める息子ですが、だからこそ
この学校での6年間の学びは、彼が生きる上でかけがえのない財産に
なることと思っております。

息子が無事卒業出来るよう、お忙しい中最後まで息子の為に時間を
割いてお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

この素晴らしい学校が、そして先生方が、益々ご発展そしてご清栄
なさること、心よりお祈り申し上げます。



2013年3月10日(日)18:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | *すいか家 | 管理


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