「発達及び知的障碍児・者を支援する会」特定非営利活動法人 はぁもにぃ(ふらっと)
 
はぁもにぃで働くスタッフ達の結構セキララな?つぶやき・活動報告です♪
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切なすぎるなぁ・・・

中学からの友人Mちゃんは

福岡市にある特別支援学校の音楽の先生(多分


何年か前に彼女から

「小学校で普通級に通っていた子でうちの学校に入学

してくる子はどの子も皆傷ついていて、入学してまず

やることはその傷を癒すこと・・・って言っても簡単

なことじゃない。中等部の3年間が下手すると傷を癒す

ことだけに終わることだってあるの。ひどいいじめを受

けてきてぼろぼろに傷ついている子がホントに多いし、

とにかく自己評価が低いの。貴方は悪くないし素晴らし

い存在なんだよっていくらメッセージを送っても、まず

受けた傷を癒さないとそれを受け取ることすらできなく

て・・・。」

という話しを聞きました・・・


塾の講師をしていた時も

「私は本当にだめな人間なんです。生きてる価値がない

んです。いつもいつも一人で友達もできなくて、なんの

取り柄もなくて・・・」

ASなんだろうないう中学生の女の子が授業の度に

学校であった出来事を話しながら最初と最後に必ず

こういってました・・・


ゴロ太の中学でも

「僕には一つもいいところがありません。悪い所

は・・・と・・・と・・・と数えきれないくらいありま

す。僕はこの学校で生まれ変わりたいと思っていま

す。」

と自己紹介文で書いた子がいて、彼はトラブルを起こし

続けわずか一週間で学校に来れなくなり、一学期が終わ

るころ退学してしまいました・・・



彼らがこれほどまでに傷つかなきゃいけないほど

これほどまでに自己評価を低くしなければならないほど

彼らに悪いところなんて一つもない・・・


ただ違うだけなのに・・・


少数派なだけなのに・・・


なんでこんなにきつくて悲しい思いをたかだか13や1

4歳でしなくちゃならなかったんだろう・・・


彼らをこれ以上傷つけないように守ってあげること


傷を癒してあげること


最低ラインまで落ちた自己評価を上げていくこと


親や教師周りの大人たちがしてあげれること、しなけれ

ばならないことはたくさんあります・・・


でも難しいことも事実・・・



私は塾の講師だったり、いまもはぁもにぃのスタッフだ

ったりと子どもにとっていわゆる

「ななめ上の存在の大人」である故に子どもがあまり

警戒せずに話しをしてくれるので・・・


話し相手に選んでいただいて光栄なことはもちろんだけ

れど、その度に自分の無力さを思い知らされることも事

実です・・・


今日もあまりにも切なくなる場面に居合わせて必死にな

って守ろうとしたけど、役不足だったかなぁ・・・


無邪気であどけなかった彼のあんな表情を

見るようになるなんて・・・


私が役不足なのはもちろん、はぁもにぃでも足りないのだろうけれど


それでも



はぁもにぃが君にとって少しでも救いの場になりますよ

うに・・・



2010年2月8日(月)22:59 | すいか | 管理

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